この記事では、西洋美術史をこれから学んでみたい!と思う方に向けたおすすめ本をご紹介しています。学ぶメリットなんかも考えてみたので是非参考にされてください。
西洋美術を勉強してみたいと思ったきっかけ
両親がマルク・シャガールが好きだったのもあり、美術館に連れて行ってもらう機会は幸い何度かありました。
その後も美術館にいくと、うわ~カラフルで素敵。とかいう感想はでてくるんですがそれ以上なにを見たらいいのかわからん…( ^ω^)
と思っていたところ、美術館大好きな友人が美術館レポを詳しくインスタに投稿しており、なんか…かっこいいなと思ったのが最初のきっかけです(笑)
それから美術館で音声ガイドを借りると、この絵画が描かれた背景を知っていると全然違って見える!ということに気づき、なんか勉強してみたらおもしろそうやな~と美術館行くたびにぼんやり思うようになりました。
西洋美術史を学ぶメリット
1枚の絵から得られる情報が格段に上がってほんとおもしろい。
わたしが感じたメリットはこれがダントツです。
また、西洋美術史の本を読み漁る中で、「美術史とは、世界のエリートの”共通言語”である」(世界のビジネスエリートが身に着ける教養西洋美術史/木村泰司)など、ビジネスにおいて美術史を知っておくと損はないどころか知らないと損しまっせ~みたいなことが言われてるようなので、勉強してみてもいいのかもしれません。
わたしはビジネスというよりは興味があるがまま、いろいろと調べてみたのでおすすめ本も趣味的な嗜好強めで紹介しておりますのでご了承ください。でも好奇心に勝る勉強法はないですからね。(誰)
西洋美術史をこれから学びはじめたい人におすすめの本
学び始めにとっつきやすい本として選んでいるので、すでにたくさん知識をお持ちのかたには物足りないかもしれません。
これから西洋美術史を学びたい!と思っている人におすすめの本を紹介したいと思います。
美術史の基本を学べる『西洋美術史入門/池上英洋』
美術史とは?というところから解説してくれます。
- 美術は昔の人にとっては言語の一種であった
- 絵を描くのは描かせる人・買う人がいるからであって趣味的創作活動は”近代的な行為”
この2点をしっかり抑えておくだけでも、絵の見方はずいぶん変わるんじゃないでしょうか。
このような絵を読むためのヒントを教えてくれる本になっており、大変おもしろく最後まですぐ読んでしまいました。
また、巻末にさらに学びたい人へ目的別の推薦文献が記載されています。この本を始めに読んでみて、そこからもっとこういうことが知りたい!と思えば推薦文献を見てみる、といった方法がおすすめです。
絵が盛りだくさん『大人の西洋美術常識/トキオ・ナレッジ』
この本は絵の割合がとても多く、カラフルでとっつきやすい仕上がりになっています。
自分が興味を持った画家のページから開いてみてもいいかもしれません。
ざっくり全体像をつかめる『世界のビジネスエリートが身に着ける教養西洋美術史/木村泰司』
ビジネスエリートとは程遠い存在の私ですが、古代ギリシアの発展から現代アートまでのざっくりした歴史を1冊にまとめてあるので、大まかな流れを把握するには便利な1冊。
最後に
今回は西洋美術を学ぶびたい!と思ったときに手始めに読みたい本を紹介しました。
現在もいろいろ読み漁りつつ勉強しているので、またテーマを決めてご紹介したいと思います。
印象派やナビ派に興味があるので、今後掘り下げていければな…と思っています。
ここまで読んでくださってありがとうございます。わーやんでした。